絵に描いた餅を食べる方法(3)
-それは、ただの絵だ-


だいぶ空いてしまいましたが。
前回、人は抽象化っていうことを行い、それを使ってあれやこれやを
発展させたのだという話をしたけれど、実のところ発展させるまでに
数万年かかってるのは何でだ
って話があってね。

人類が今の人類になったころは…ぶっちゃけ、氷河期でした。
今より数度気温が低かったと考えられます。
で、そんな状態って結構大変なんですよね。
そらもうみな生きるのに必死。

…そういう状態ってあんまり発展がないかもしれない。
逆にあまりに平和すぎても発展がないかもしれないのだけれども。

さておき、そんなわけで文明と呼ばれるものが最初に存在したのは
…そうさねぇ…6000年ってことにしておきたい。
(いろいろ諸説あると思うけれども、ここではあえて)

世界最古の文明であるシュメール文明、そこから発展したメソポタミア文明では、
実のところそれ以後数千年超えられなかったことをやってのけている。
1ヘクタール当たりの小麦の生産量がものすごいことになっていた。
環境に依存することは考えられるけれども。

以前も書いたが、おそらく現代の農業に匹敵する産出量があったのでは
ないかと推定される。
異常に肥沃な土壌でアホほどの生産高があったため、農業収穫は十二分に
あったと考えられる。ええ、そりゃもう。

…そう昔の粘土板に書いてあるんだからたぶんそうなんだろうね。
そんなことまでごまかしてどうするんだと。
商取引の書類だからたぶん間違ってないと思う。うん。
間違ってたらまずいだろいろいろ。

ん?商取引?て…いまなんか冷静に考えたらすごいことはじめてないか
メソポタミア文明の人ら。
それ以外にも、太陰暦(月を使った暦)やら60進法やら金属鍛錬やら
正直なところ結構重大な発明しているようである。

おそらくシュメール人も相当いろいろ発明していたようであるが…
何でそんなことができたのかと考えると、余裕があったからだろう。
もっというなら「暇な奴がいた」からかもしれない。

エジプトなどの文明でもおそらく「暇な奴がいた」のだろう。
「暇な奴」とは「第一次産業に携わらない」といいかえてもいいかも。
十分に食える量の食料があったら、それ以外の奴はどうしたものだろうか?
考える余裕ができたのかもしれない。

詳しくはこちら(哲学的な何か、あと科学とか 皆さんおなじみ飲茶さんの サルでもわかる哲学史)を
参照してもらえるといいが、ギリシャでそれは頂点に達する。
んで、余裕ありまくった先人がたどり着いたひとつの究極の結論。

「口じゃどうととでもいえる」

…いや、まぁそれはひとつの頂点に過ぎないのだけれども。
ただ、ここである男が考えた。

「それじゃ、この世界もどうなってるかいえるんじゃね?」

そんなわけで自然科学ってのが発展し始めた…のだけれども。
この後また人類に余裕がなくなっていくようなのである。
ひょっとしたら太陽の活発さなどにも関連しているのかもしれない。
小氷期にさしかかったのだろうか?

で余裕なくなると人間思考停止する。
かつて重要だと思われ、実際に使われていた情報すら「それはただの情報だ」
となり、打ち捨てられていく…
そんな時代があったねと。まわるーまわるーよ時代はまわるー。

絵なんかも「それはただの絵だ」といわれ、その中の意味が再認識される
までにはかなりの期間を要したように思える。

さて次回は、復活のイdもとい情報のお話。
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